パート合格で外国人
合格率アップ
深刻な介護人材不足に応えるため厚生労働省は2026年より介護福祉士国家試験にパート合格の導入の決定を発表しました。
パート合格とは現在の介護福祉士国家試験の受験項目を3つにパート分け、不合格になったパートを再受験することで介護福祉士の資格を取ることが出来るような仕様変更のことです。
現状、外国人介護士が日本で永続的に働くためには在留資格「介護」を取得するしかありません。
在留資格「介護」を取得するには介護福祉士国家試験に合格する必要があります。
ところが、外国人介護士の試験合格率は日本人介護士の半分以下です。
外国人にとって介護福祉士国家試験は、難しすぎる国家試験になってしまっているのです。
この点を考慮して導入予定となっているのがパート合格です。
最大のメリットは、すでに合格しているパート(項目)の有効期限を2年間とすることで、不合格になったパート(項目)のみを集中的に勉強することで合格率をアップさせることが出来ることです。
日本で長く働きたいと考える外国人、既存の外国人介護士の長期雇用を考える施設さまにとってこの変更をいち早く活用することが大切であると考えます。
そのために当社では、パート合格向けの研修で割引制度をリリースすることにいたしました。
パート合格システムとは
介護福祉士国家試験は複数の項目(パート)に分かれており、その全てで得点し、総得点の60%が合格ラインとなります。
※割合は難易度で補正されるため60%が必ずしも合格ラインとはなりません。
新しく導入されるパート合格システムでは、各科目を3つのカテゴリーに分別しパートごとに合否を判定する仕様に変更となります。
試験のながれとして、初年度(1回目の介護福祉士国家試験)はこれまで通り普通に受験をし、合格したパートは次回、再受験する必要がなくなりました。
これにより、合格したパートは次の年に受験する必要が無く、不合格となったパートのみを再受験することが出来るようになりました。(有効期限は2年間)
不合格になった項目だけを集中的に勉強することで合格率をアップさせることが出来るのです。
具体的な流れを、分かりやすく図にまとめましたので以下をご確認ください。
2年目で介護福祉士資格を取得したケース
1回目の受験でAパートのみ合格となったケースとなります。この場合、翌年はB・Cパートのみを再受験することが可能となります。
【受験のながれ】
・1回目はこれまで通りの受験でAパートのみ合格
・2回目はB・Cパートのみ再受験
Aさんは1回目で不合格になってしまったB・Cパートのみを集中して勉強することで、翌年2回目の再受験でB・Cパートに合格しました。
パート合格では以下のように考えます。
【1年目:Aパート合格+2年目:B・Cパート合格=全パート合格】
⇊
介護福祉士国家試験合格!
3年目で介護福祉士資格を取得したケース
1回目の受験でAパートのみ合格となったケースとなります。この場合、翌年はB・Cパートのみを再受験することが可能となります。
2回目の再受験でBパートが合格となりました。3回目の再受験ではCパートのみを再受験することができます。
【受験のながれ】
・1回目はこれまで通りの受験でAパートのみ合格
・2回目はB・Cパートのみ再受験
・2回目でBパートが合格
・3回目ではCパートのみ再受験
Bさんは1回目で不合格になってしまったB・Cパートのみ集中して勉強しました。
2回目の再受験でBに合格しましたが、Cパートは不合格となってしまいました。
そこで3回目の再受験にむけてCパートの科目のみを頑張って勉強し3回目の再受験で見事、Cパートに合格しました。
2026年からのパート合格では以下のように考えます。
【1年目:Aパート合格+2年目:Bパート合格+3年目:Cパート合格=全パート合格】
⇊
介護福祉士国家試験合格!
各パートの試験科目について
パート(項目)は現在の介護福祉士国家試験の項目をグルーピングしたものとなるため新しい項目が追加されるわけではありません。
ちなみに、パート合格向け再受験者の受験問題と一般の受験者の受験問題は同じです。
現在、公開されている各パートについて図解します。
パート合格割引
はじめます
当社ではパート合格は外国人の介護福祉士国家試験における合格率をアップするための変更ととらえています。
外国人介護士の合格率は4割前後となっており、日本人の半分以下です。
今回、厚生労働省がパート合格を導入した背景には、介護福祉士国家試験を受験するすべての外国人の合格率を日本人と同じレベルまでアップすることだと思われます。
減り続ける介護人材を増やすためには外国人雇用は待ったなしであるという厚生労働省の意図が見え隠れしています。
そこで、当社では既存の外国人向け介護福祉士試験の研修においてパート合格割引を設定いたしました。
1回目受験の受講生は次年度以降、割安でサービス利用可能
1回目の受験でお申込みされた全受講生が試験に不合格であった場合、次年度以降のパート合格で再受験される場合、月額2,500円にて全アプリを継続的にご利用いただけます。
過去データはすべて継続利用OK
過去問題やクイズを実践したすべてのデータは持ち越すとが出来ます。
これにより、1回目の試験で不合格になった箇所と、受講生が当社で勉強したカテゴリーデータのすり合わせが可能となります。
どの項目のどの問題が弱かったのか?といった詳細な分析が可能となります。
完全個別チューター制度は都度払いでOK
1年目は個別の勉強プログラムを作成する必要がありますが、2回目以降はプログラムを修正するだけで対応が出来ます。
そこで個別チューターについては都度支払いでOKとなります。
これにより費用を極限まで抑えることが出来ます。
2026年受講生募集開始
2026年の新規受講生の募集を開始いたしました。
変更点として、全受講生に新サービスである「パート合格割引」が適用されます。
減り続ける介護士の成り手不足を解消するためには、外国人介護士の雇用は他の業種と同じように必須になってくることは目に見えております。
これまで外国人介護士の低い合格率に悩まれてきた施設さまにとってこの変更は雇用問題を解決する大きな一手になると言えます。
現状において外国人の雇用については在留期限があるためパート合格を最大限活用するためにはできるだけ早い段階で試験講習を受講することです。
本サイトでのリリースに先駆け当社でお付き合いのある施設さまにパート合格割引をご案内したところ、すでにいくつかの施設さまから雇用してすぐの新人介護士のお申し込みを頂いております。
受講につきましては以下、当社専用ページからお申込みいただけます。
【お問合せの前に】
ビザの残稼働年数により実務者経験(3年)を満たすことが出来ない場合はお申込みいただけません。
その他、介護福祉士国家試験の受験資格を満たしていない場合もお申込みいただけません。
お申し込みは以下、専用ページからとなります。